アップリカ ラクーナ クッション AE レビュー

この記事では、アップリカから発売中のベビーカー、『ラクーナ クッション AE』について、ファインベビーカー独自の視点で詳しくレビュー＆紹介します。

アップリカ ラクーナ クッション AE のレビュー

アップリカのラクーナ クッション AEは、生後1ヶ月から使える両対面式ベビーカーです。ラクーナシリーズの中では最もオーソドックスなスタンダードモデルですよ。2022年モデルです。

また、ラクーナ クッション AEには限定モデルが存在します。色はリミテッドグリーン GNで、2022年9月発売。1500台の数量限定モデルです。こちらは、カラーバリエーションのみの変更なので、ラクーナ クッション AEと同じ種類としてレビューしますね。

どんなベビーカーなのか、機能性など詳しく見て行きましょう。

このベビーカーには新しいモデルがあります

2022年 ラクーナ クッション AEの新モデルは、2023年 ラクーナ クッション AFです。

前モデル

2022年 ラクーナ クッション AEの前モデルは、2021年 ラクーナ クッション ADです。

2022年の新機能

メッシュベースシートが背もたれも対応に！

2022年モデルの ラクーナ クッション AEは、メッシュベースシートのメッシュ部分が拡大。従来は座面のみだったメッシュ部分が、背もたれまで拡大しました！

これにより、背中部分の通気性がアップ。赤ちゃんは汗っかきで蒸れやすいので、より快適性がアップしています♪

背中部分の厚さ（中綿）が30％アップ！

背もたれ部分の厚さが前モデルと比べて30％アップしています♪ 中綿は、通気性とクッション性を両立させたシルキーエアーを採用。公式画像で「ふわふわ」と表現されている事から、恐らくこのシルキーエアーの量が増えたのだと思います。

メッシュベースシートと合わせて、赤ちゃんの快適性がアップする工夫が施されました！

種類（方式）

重さと安定度

ラクーナ クッション AEの重さと安定度ランクを紹介！

重さ

赤ちゃんと一緒に普通に階段を上がれる。荷物の量が多いとちょっと大変。

ラクーナ クッション AEの重さは5.3kg。ベビーカーの中では中間的な重さで、重過ぎず軽過ぎずのバランスが取れた重さです。ただ、決して軽くはないため、荷物量が多いと赤ちゃんと一緒に階段を上るのが少し大変です。

ラクーナ クッション AEはフロントバーを持って持ち上げられるため、折り畳んだ状態でも安定感のある持ち運びが出来ますよ。

安定度

バランスの取れた普通程度の安定感で、多少のデコボコ道なら大抵進める。

ラクーナ クッション AEは安定度も普通ランクです。軽過ぎないので程々の安定感があり、多少のデコボコ道や悪路でも普通に進めるでしょう。ただし、3輪ベビーカーの様な大きなゴムタイヤではないため、神社の玉石が敷かれた砂利道や砂浜などハードな路面ではとても進みにくいです。

重さと安定度は、本体の重さを基に全ベビーカーで一律ランク付け。評価スターは6段階評価、グラフは3〜10kg中の位置を表しています。
重ければ安定、軽ければ不安定で互いに相関関係にあります。人により感じ方が異なるため、店頭で試すと確実ですよ。

性能と特徴

ここでは、ラクーナ クッション AEに付いている様々な性能と特徴をレビューします。

まずは一般的な性能をラベル表示で紹介！グレーアウトしている機能は対応してませんよ。

タップすると、ラベルの下に簡単な解説が表示されます。

振動軽減

ラクーナ クッション AE の振動軽減は基本的に3層構造です。

• ω（オメガ）クッション
• サスペンション
• 溶接のがっちりフレーム

座面下にソファーの様なクッション（オメガクッション）を備えており、タイヤのサスペンションと合わせて路面の振動を軽減します。更に溶接されたフレームもしっかりしており、振動軽減に一役買っていますよ。

更に、メディカル成長マモールの「頭マモール」パッドと「腰マモール」パッドもクッション性があるので、路面からの振動を軽減してくれます。特に、生後1ヶ月の低月齢では、首が座らず頭も柔らかいため、クッション性のある頭マモールパッドはありがたい存在ですね。

走行性

オート4輪搭載。タイヤのキャスターロックを自動で切り替えてくれる機能で、対面でも背面でも小回りの効くスムーズな走行性を実現しています！

また、タイヤにはサスペンションも搭載されているため、路面の小さなデコボコや段差の振動を抑制。スムーズな走行性に一役買っていますよ。

タイヤはダブルタイヤで安定性重視。側溝のフタの網目に脱落したりハマったりしにくいのが特徴。大きくはないため悪路は苦手ですが、舗装道路など日本の道路なら快適に進めるでしょう。

快適性

ハイシートは高さ53cm。路面からの地熱を軽減して赤ちゃんを守ってくれますよ。ママと赤ちゃんの距離が近いため、腰に優しく抱き上げやすいです♪

UVカット付きの幌は7枚幌で、きめ細かな微調整が可能。フロントバーの近くまで降りて十分な大きさで日差しから赤ちゃんを守ります。幌窓は前後に1つずつあるので、対面でも背面でも赤ちゃんの様子を確認出来て便利♪

更に、特許のWサーモメディカルシステムも採用。背もたれの通気口と反射板で座面の温度上昇が抑えられます。新しく背もたれ部分のベースシートもメッシュになりました！

ベースシートには通気性とクッション性を両立したシルキーエアーを採用。メディカル成長マモールのパッドもクッション性がありますよ。

本当に、様々な仕組みで赤ちゃんの快適性を確保しているのが分かりますね！

便利な機能

5点式のシートベルトは、マグネットの力で簡単に装着可能なイージーベルトを採用！急いでる時も簡単にバックルをセット出来るので、とっても便利です♪

更に、フロントインバスケットは、座面下空間容積26.2L。前後から入れられるので、対面でも背面でも常に赤ちゃんをあやしながら荷物の出し入れが出来てとっても便利！側面も浅くないため、荷物も落下しにくいですよ。

ベースシートは取り外して洗濯機洗い可能です。汚れやすい上、赤ちゃんのお肌は敏感なので、こまめにお洗濯して清潔に保ちたいですね！

もちろん、折り畳みは簡単で自立可能！電車やバスの車内でも、折り畳んで持ち込みやすいですよ。

ラクーナ クッション AE の特徴

ラクーナ クッション AE は、生後1ヶ月から使えるA型両対面式のベビーカー、2022年モデルですよ。

ラクーナシリーズは、駅前やショッピングモールで良く見かける、とっても人気のベビーカーです！

アップリカの主力両対面式ベビーカーのスタンダードモデル。

メーカー価格税込61,600円で少し高い！けど、とても豊富な快適便利性能を備えているため、このお値段も納得ですね♪

注意点・デメリット

ラクーナ クッション AE は、あまり大きな欠点がなく、非常に優秀なベビーカーです。その上で簡単にデメリットを挙げてみますね。

• 折り畳んだ時にやや大きめなので、マイカーのトランクサイズに注意
• 5.3kgで普通程度の重さ。軽くはないので注意。
• 幌は撥水加工が施されてないため、急な雨だとしみる。別売りレインカバー必須。
• ハイシートなので、頭から転落した時に危険。嫌がってもシートベルトを付けましょう。

純正のレインカバーは、マルチレインカバーが対応しています。

こんな人におすすめ！

おすすめの人

• 電車を良く使う方
• バスを良く使う方
• マイカー派の方
• トランクが広い自動車をお持ちの方
• アパートやマンションで、玄関まで階段を使う方

あまりおすすめしない人

• 軽いベビーカーが欲しい方
• セカンドベビーカーが欲しい方
• 軽乗用車でトランクが狭い方
• 収納スペースが狭くて、コンパクトに折り畳めるベビーカーが欲しい方

よく比べられるおすすめのベビーカー

コンビ スゴカルα compact エッグショック AWは、2022年7月発売。ラクーナ クッション AEと同時期にリリースされています。

ハンドル高さ調整付きのスゴカル上位モデルです。

2022年モデルの大きな新機能として、マルチネットバスケットがリリースされました！バスケット後部に伸縮素材のメッシュを付ける事で、紙おむつなどの大きな荷物も収納可能に。形状にもよりますが、荷物を入れたまま折り畳みも出来ますよ。

重さはラクーナ クッション AE と同じ位ですね。

収納とハンドル高さ調整が気になる方は、こちらも検討しましょう！

まとめ

ラクーナ クッション AEは、振動軽減や走行性、快適性など、赤ちゃんと一緒にお出かけするための様々な機能を豊富に備えたベビーカーである事が分かりましたね！公園や駅前を歩くと必ず見かける、とっても人気ベビーカーです。

ぜひ、アップリカのラクーナ クッション AEを使って、赤ちゃんと一緒に快適で楽しいお出かけを楽しみましょう！