この記事では、Phil&Tedsから発売中のベビーカー、『 ボイジャーv６ 1人乗りモデル』について、ファインベビーカー独自の視点で詳しくレビュー＆紹介します。
Phil&Teds ボイジャー６ 1人乗りモデル レビュー・基本スペック紹介
| メーカー | Phil&Teds(フィルアンドテッズ) |
| メーカー国籍 | ニュージーランド
|
| 重さ | 15kg |
| 発売日 | 2019年 11月 |
| 使用期間（目安） | 新生児〜20kgまで （5歳頃） |
| メーカー価格（税込） | 121,000円 |
※ラベルをタップすると下に解説が表示されます。
ハイシート：座面の高さが50cm以上のベビーカーです。夏は地熱から赤ちゃんを遠ざけ、抱き上げやすくママの腰にも優しい設計です。
折畳自立：折り畳んだ時に自立可能です。収納時はもちろん、電車やバス乗車時に重宝します。
折畳コンパクト：折り畳んだ時コンパクトサイズになります。
サスペンション：タイヤにサスペンションが入ります。スプリング式やコイル式、エアー式など様々なタイプがあり、路面からの振動を軽減。走行性もアップします。
オート4輪：両対面ベビーカーで、対面方式を変更すると、タイヤのキャスターロックを自動で切り替えてくれる機能。対面でも背面でも小回りが効いて押しやすくなります。コンビはオート4キャス、ジョイーは4WDなど各社呼び方が異なります。
対面ハンドル切替：対面方式を変える時、ハンドル切り替えで簡単に変更出来ます。
座面付け替え式：対面方式を変える時、座面を一旦外してから付け直します。少し面倒ですが、フレーム構造がシンプルになり、対面でも背面でも同じ押し心地を実現します。
リクライニング：背もたれのリクライニングが可能です。
幌UVカット：幌にUVカットが付きます。
ハンドル高さ調整：ハンドルの高さ調整が出来ます。パパとママで背丈が違うので、押しやすい位置に調整可能。コンビはハンドルアジャスター・アップリカはマルチハンドル、など各社呼び方が異なります。
トラベルシステム：自動車のベビーシート（チャイルドシート）をベビーカーに装着出来ます。
あふろさんニュージーランドの大型ストローラーで、とても安定してますよ。
Phil&Teds(フィルアンドテッズ)の ボイジャーv６ 1人乗りモデルは、新生児の生後0ヶ月から使える両対面式ベビーカーです。体重20kg、5歳頃まで使えるロングユースベビーカー。
ニュージーランドのPhil&Tedsという会社が作ってます。世界40カ国以上でベビーカーを販売しているベビーカーのメーカーさんです。両対面式ですが、日本のベビーカーと全く違ったデザインでお洒落ですね♪
対面方式の変更は、座面を一旦取り外してから付け替えます。
ボイジャーv６ 1人乗りモデルは、日本、ニュージーランドいずれの公式サイトでも新生児からとなっています。170度くらいまでリクライニング出来るシートですが、シート形状は「イス」であり、その背もたれ部分に寝かせるというかなり強引な方式を取っています。
ポチップ
別売りでキャリーコット が発売されているので、新生児から使う場合はこちらを使いましょう。シートは腰すわりの生後6〜7ヶ月頃から使うと安全です♪ シートをもう一つ買い足すと二人乗りに拡張出来ます！
前輪は本格的なサスペンションが入っており、後輪は内部が空洞でエアタイヤに近いクッション性がある独特の「エアロマックスタイヤ」を採用。路面からの振動が伝わりにくく、赤ちゃん快適です♪
幌はUPF50付きで紫外線をカット。拡張出来て少し大きくなりますが、フルリクライニングすると幌も一緒に倒れてしまい、結局90度くらいまでしか被らず、両対面式としては小さめですね。
バスケットは前後左右からバッグごとから放り込む形式で大きくて便利です。
日本の輸入総代理店は、代官山のグレイベアーさんが務めており、正規品は1年間の保証が入るので安心です。
二人乗りモデルのレビューはこちら！
重さ
約10kg 軽い
約3kg
15kg
ランク；10kg〜
※イラストのベビーカーは一例です。
赤ちゃんと一緒に階段を上がるのは無理。
※全ベビーカー一律でランク付けしています。
ボイジャーv６ 1人乗りモデルの重さは15kgでとても重いにランクイン。なぜそんなに重いのか？
それは、大きいから！
幅59cm、奥行き84cm、高さ108cmもある大型ベビーカーです。電車やバスは乗せられないので要注意。
階段を上がる時も、赤ちゃんとベビーカーを抱えて上がるのは不可能なので、周囲の方に手伝ってもらうかエレベーターを使いましょう。
安定度
約3kg 安定
約10kg
※イラストのベビーカーは一例です。
とても安定感がある。赤ちゃんや子供が多少ふざけたり、段差に当たっても転倒しにくい。
※全ベビーカー一律でランク付けしています。
重さが15kgもあれば、とても安定します。シートの上で子供がふざけても、そう簡単に倒れないですよ。
前輪は少し小さめのeva製タイヤ。クッション製はないけど、本格的なサスペンションが入るので、段差に当たってもしっかり衝撃を吸収します。後輪はクッション製のある特製エアロマックスタイヤを採用。4輪でしっかり地面を捉え、ずっしりした重さで砂利道や砂浜などどんな悪路でも非常に安定感のあるスムーズな走行性を実現しています。
高い走行性と安定性は、大型ベビーカーの一番の魅力でもありますね！
カラーバリエーション
・black（ブラック）
・chacoal（ディープグレー）
・chilli（レッド）
・rust（オレンジ）
・butterscotch（パーマネントイエロー）
・blush（ピンク）
・apple（ライトグリーン）
・sky（スカイ）
似た色を探す（A型両対面式ベビーカー）
このベビーカーと比べたい！おすすめのベビーカー
オランダのヌナから発売中の ミックス ネクストは、新生児から体重22kgまで使える両対面式ベビーカーです。重さ15kg、横幅が60cmもあって大きいですね！2020年、ドイツのレッドドットアワードを受賞しており、その品質が認められています。
ボイジャー６とは一線を画するお洒落なデザイン性。販売価格は10万円を切っていてもう少し安いですね。こちらも合わせて検討しましょう！
まとめ・総合評価
| 項目 | 評価 | ランク |
|---|---|---|
| 総合 | やや良い | |
| 重さ | とても重い | |
| 安定度 | とても安定 | |
| 走行性 | 最高！ | |
| 快適性 | やや良い | |
| 便利さ | やや便利 | |
| デザイン性 | 少しお洒落 | |
| 人気度 | やや人気がない | |
| 被りにくさ | とても被りにくい |
ボイジャーv６は重さ15kgでとても重く、大型で安定感と走行性に優れたベビーカーである事が分かりましたね！日本では、この手の大型ストローラーは人気がありませんが、世界的に販売されている点を踏まえて、人気度は2にしておきました。使ってる方が少ない分、他のママ友とは被りにくいでしょう。
総合的にはやや良いになりました！ニュージーランド製でちょっと変わったお洒落な高級ストローラー。新生児から使う場合は、キャリーコット を使うか、お店で下見して安全性を確かめてからがおすすめです。最高の走行性で、あらゆるフィールドで赤ちゃんとのお出かけを楽しみましょう！
