この記事では、アップリカから発売中のベビーカー、『ラクーナ ビッテ クッション<2023年モデル>(アカチャンホンポ限定モデル)』について、ファインベビーカー独自の視点で詳しくレビュー&紹介します。
アップリカ ラクーナ ビッテ クッション<2023年モデル>(アカチャンホンポ限定モデル) のレビュー
メーカー | アップリカ |
メーカー国籍 | 日本 |
重さ | 5.7kg(付属のエアーシートを除く) |
発売日 | 2023年 03月 |
使用期間(目安) | 1ヶ月〜 3歳頃まで |
価格帯 | 6万円台 |
・エァスタネイビー NV
・デンメルンググレー GR
・ブリーゼアニマルブルー BL
・ルフトベージュ BE
似た色を探す(A型両対面式)
あんまり揺れなくて心地よいでしゅ。パパも一緒にお散歩できるでしゅ〜!
アップリカ ラクーナ ビッテ クッション<2023年モデル>(アカチャンホンポ限定モデル) は、2023年3月発売!生後1ヶ月から使える両対面式A型ベビーカーです。
人気のアカチャンホンポ限定2023年モデルが登場しました!お洒落なカラーやハンドル高さ調整機能と共に、ショックレスマモールなどの新機能も追加されましたよ。
どんなベビーカーなのか詳しく見てみましょう。
前モデル
ラクーナ ビッテ クッション<2023年モデル>(アカチャンホンポ限定モデル)の前モデルは、ラクーナ ビッテ クッション 限定モデル 2022年 (アカチャンホンポ限定モデル) です。
新機能
ショックレスマモール
2023年の大きな新機能として、新たにショックレスマモールが登場しました!
生後1ヶ月の赤ちゃんは首が座ってないので頭がぐらつく上に、柔らかい!そんな繊細な頭を守るパッドがリニューアルしています。
頭マモールパッドの中身に、高密度で耐久性のある「Gブロック」を新採用!従来より衝撃の伝わり方が半分になったそうですよ!より手厚く守れる様になりましたね。
反射板、通気口面積アップ(Wサーモメディカルシステム)
Wサーモメディカルシステムの通気口と反射板の面積が従来よりアップしました!通気性と地熱の跳ね返し能力が上がり、より快適性がアップしています。
Wサーモメディカルシステムは特許を取得しており、背もたれの裏側に装着されてますよ。
幌加工に近赤外線カットが登場
カタログにはnewと載っていませんが、2023年から幌加工に近赤外線カットが載る様になりました。
近赤外線は、太陽光に含まれる赤外線の一種で、皮膚の表面を温める作用があります。ポカポカのお日様の作用ですね。
この近赤外線ですが、最近の研究では紫外線の様に肌に大きなダメージを与える事が分かってきたそうです。紫外線よりもう少し肌の深い所まで到達して、肌の老化を促進してしまうとか。
また、遠赤外線は無害で体の芯から温めるのに対し、近赤外線は有害で体の表面を温める作用があります。
ラクーナ ビッテ クッション<2023年モデル>(アカチャンホンポ限定モデル) は近赤外線85%カット!UVカットと共に、夏の強烈な日差しから赤ちゃんを守る効果がありそうですね!
※お詫び;公開からしばらく、近赤外線を遠赤外線と勘違いして掲載していました。お詫び致します。
種類(方式)
ラクーナ ビッテ クッション<2023年モデル>(アカチャンホンポ限定モデル)の種類(方式)は、A型両対面式です。赤ちゃんが座るシートを、対面式と背面式に簡単に切り替え出来ます。
生後1ヶ月〜使用可能。生まれて間もないうちは、ママやパパの顔を見ながらお散歩るので赤ちゃんも安心します!
外の世界に興味が出る6ヶ月頃からは、背面式に切り替えて周りの景色を見せてあげると喜びますよ。
重さと安定度
ラクーナ ビッテ クッション<2023年モデル>(アカチャンホンポ限定モデル)の重さと安定度ランクを紹介!重さ
約10kg 軽い
約3kg
5.7kg
ランク;5〜5.9kg
※イラストのベビーカーは一例です。
赤ちゃんと一緒に普通に階段を上がれる。荷物の量が多いとちょっと大変。
安定度
約3kg 安定
約10kg
※イラストのベビーカーは一例です。
バランスの取れた普通程度の安定感で、多少のデコボコ道なら大抵進める。
性能と特徴
ここでは、ラクーナ ビッテ クッション<2023年モデル>(アカチャンホンポ限定モデル)に付いている様々な性能と特徴をレビューします。
まずは一般的な性能をラベル表示で紹介!グレーアウトしている機能は対応してませんよ。
タップすると、ラベルの下に簡単な解説が表示されます。
ハイシート:座面の高さが50cm以上のベビーカーです。夏は地熱から赤ちゃんを遠ざけ、抱き上げやすくママの腰にも優しい設計です。
折畳自立:折り畳んだ時に自立可能です。収納時はもちろん、電車やバス乗車時に重宝します。
折畳コンパクト:折り畳んだ時コンパクトサイズになります。
サスペンション:タイヤにサスペンションが入ります。スプリング式やコイル式、エアー式など様々なタイプがあり、路面からの振動を軽減。走行性もアップします。
オート4輪:両対面ベビーカーで、対面方式を変更すると、タイヤのキャスターロックを自動で切り替えてくれる機能。対面でも背面でも小回りが効いて押しやすくなります。コンビはオート4キャス、ジョイーは4WDなど各社呼び方が異なります。
対面ハンドル切替:対面方式を変える時、ハンドル切り替えで簡単に変更出来ます。
座面付け替え式:対面方式を変える時、座面を一旦外してから付け直します。少し面倒ですが、フレーム構造がシンプルになり、対面でも背面でも同じ押し心地を実現します。
リクライニング:背もたれのリクライニングが可能です。
幌UVカット:幌にUVカットが付きます。
ハンドル高さ調整:ハンドルの高さ調整が出来ます。パパとママで背丈が違うので、押しやすい位置に調整可能。コンビはハンドルアジャスター・アップリカはマルチハンドル、など各社呼び方が異なります。
トラベルシステム:自動車のベビーシート(チャイルドシート)をベビーカーに装着出来ます。
ラクーナ ビッテ クッション<2023年モデル>(アカチャンホンポ限定モデル) の特徴
ラクーナ ビッテ クッション<2023年モデル>(アカチャンホンポ限定モデル) は、生後1ヶ月から3歳頃まで使えるA型両対面式のベビーカーです。
アカチャンホンポ限定モデルの大きな特徴は、ハンドル高さ調整とレザー調ハンドルに対応している点ですよ。両方ともラクーナのスタンダードモデルには付かない機能です。
ハンドル高さ調整が出来ると、背の違うパパとママでの自分の押しやすい高さに調整出来るから、楽に進めます〜♪坂道でも押しやすい角度に調整すると楽ですよ。マイカーのトランクに積む際も、飛び出たハンドルを畳めるので少し入りやすくなります。
レザー調ハンドルは高級感のあるデザインと、清潔に保てる点が長所です。
基本性能は、対面でも背面でも押しやすいオート4輪対応。バスケットはフロントインで前後から出し入れ出来て便利!座面下のオメガクッションとタイヤのサスペンションで振動軽減。UVカットと近赤外線カット付きの幌はフロントバーまで降りて大きさ十分です♪
シートはインナーシート付きで取り外し楽々。洗濯機で手軽に洗えるのも魅力ですね。アップリカ独自のマグネット式シートベルト「イージーベルト」も対応で、時短装着可能ですよ。
必要にして十分な快適性能を有した一台。アカチャンホンポでは6万円台で売られてますが、セール時や型落ちはとても安くなる事があるので要チェック!
注意点・デメリット
ラクーナ ビッテ クッション<2023年モデル>(アカチャンホンポ限定モデル) は、あまり大きな欠点がなく、非常に優秀なベビーカーです。その上で簡単にデメリットを挙げてみますね。
- アカチャンホンポ以外のお店では入手できない
- 折り畳んだ時にやや大きめなので、マイカーのトランクサイズに注意
- 5.7kgで普通程度の重さ。軽くはないので注意。
- 幌は撥水加工が施されてないため、急な雨だとしみる。別売りレインカバー必須。
- ハイシートなので、頭から転落した時に危険。嫌がってもシートベルトを付けましょう。
- バスケットの前面がやや浅いので、小物の落下に注意。
レインカバーは別売り。純正レインカバーはマルチレインカバーですよ。ラクーナ ビッテ クッション<2023年モデル>(アカチャンホンポ限定モデル) にも対応してるので一緒に買い揃えましょう。
こんな人におすすめ!
おすすめの人
- ママだけでなく、パパにも良く使って欲しい方(ハンドル高さ調整が出来る!)
- 電車を良く使う方
- バスを良く使う方
- マイカー派の方
- トランクが広い自動車をお持ちの方
- アパートやマンションで、玄関まで階段を使う方
あまりおすすめしない人
- 軽いベビーカーが欲しい方
- セカンドベビーカーが欲しい方
- 軽乗用車でトランクが狭い方
- 収納スペースが狭くて、コンパクトに折り畳めるベビーカーが欲しい方
よく比べられるおすすめのベビーカー
コンビ ホワイトレーベル スゴカル Switch plus エッグショック ロッタ AQ(アカチャンホンポ共同開発商品)は、2022年10月発売。生後1ヶ月から使える両対面式A型ベビーカーです。
こちらもアカチャンホンポ限定モデル!お値段も同じくらいですね。ハンドル高さ調整付きでハイポジションハンドル対応。大きなマルチネットバスケットと、前輪と後輪でタイヤの大きさが異なり、対面と背面で まもるとあそぶをSwitch出来るのが大きな特徴ですね。
マルチネットバスケットなどラクーナビッテにはない機能がありますので、ぜひ検討してみましょう!
まとめ
ラクーナ ビッテ クッション<2023年モデル>(アカチャンホンポ限定モデル)は、ハンドル高さ調整が出来るアカチャンホンポ限定のラクーナである事が分かりましたね!ショックレスマモールなど、2023年の新機能にも対応していて、使いやすい一台である事が分かりました!
アップリカのラクーナ ビッテ クッション<2023年モデル>(アカチャンホンポ限定モデル)で、パパも一緒に赤ちゃんとの快適なお出かけを楽しみましょう〜!
【付録】ラクーナの選び方!
ラクーナシリーズは、数多く発売されていて迷う方も多いと思います。簡単な選び方の目安を紹介しますね。
STEP1. 大まかなシリーズを選ぶ
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ラクーナには、大まかに分けて4つのシリーズが存在します。それぞれのシリーズで特徴が大きく異なりますよ。
シリーズ名と特徴を把握する事でぐんと選びやすくなります。詳しく見てみましょう。
ラクーナ クッション | 発売時期;2018年10月〜 | 座面下に振動軽減のオメガクッションを備えたラクーナのスタンダードモデル。全車種オート4輪対応で小回りが効く。発売当初はソファークッションと呼ばれていた。 | 一覧を表示 |
ラクーナ クッション フリー | 発売時期;2021年3月〜 | ハンドル操作で4輪フリーになる。真横にスライド出来る機能で、小回りの良さに特化。狭いスーパーの店内で本領を発揮する。オメガクッションとオート4輪対応。 | 一覧を表示 |
ラクーナ ビッテ クッション | 発売時期;2019年9月〜 | アカチャンホンポ限定モデル。座面下のオメガクッションを備え、アカホン限定でハンドル高さ調整が付く上位モデル。価格はスタンダードモデルと同じ位で人気がある。 | 一覧を表示 |
ラクーナ エアー | 発売時期;2017年9月〜 | 本体4.6kg〜。オート4輪付きで小回りと軽さを追求した両対面ベビーカー。最軽量4.5kgに迫る4.6kgを実現!空気の様に軽い事を目指して、「エアー」が付いていると思われる。 | 一覧を表示 |
STEP2. ラクーナ ビッテ クッション 各モデルの違いを比較して選ぶ!
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大まかなシリーズを選んだら、そのカテゴリに属するベビーカーの違いを比較しましょう。
この記事では、ラクーナ ビッテ クッションの性能の違いを一覧表にまとめました!
ラクーナ ビッテ クッション 2023年モデル | ラクーナ ビッテ クッション 2022年モデル | ラクーナ ビッテ クッション 2021年モデル | |
---|---|---|---|
限定店 | アカチャンホンポ | アカチャンホンポ | アカチャンホンポ |
発売日 | 2023年3月 | 2022年3月・6月・9月 | 2021年4月・9月 |
価格帯 | 6万円台 | 6万円台 | 6万円台 |
重さ | 5.7kg ※ 付属のエアーシートを除く | 5.7kg ※ 付属のエアーシートを除く | 5.8kg ※ 付属のエアーシートを除く |
カラー | ●●●●(全4色) | ●●●●●●(全6色) | ●●●●●●(全6色) |
ショックレスマモール 2023new | |||
メディカル成長マモール | |||
サスペンション | |||
ω(オメガ)クッション | |||
幌加工 | UVカット・近赤外線カット | UVカット | UVカット |
ハンドル高さ調整 | |||
レザー調ハンドル | |||
メッシュベースシート 2022new | 座面・背もたれ | 座面・背もたれ | 座面 |
背中部分の厚さ(中綿)30%アップ 2022new | |||
エアシート(インナーシート) | |||
足乗せサポート | |||
シルキーエアー | |||
Wサーモメディカルシステム | |||
反射板・通気口面積アップ(Wサーモ) 2023new | |||
イージーベルト | |||
マグネットホルダー(バックル収納) | ※1 | ||
オート4輪 | |||
ハイシート | 53cm | 53cm | 53cm |
洗えるシート | 洗濯機OK | 洗濯機OK | 洗濯機OK |
バスケット | 27.2L※2 | 26.4L※2 | 25.8L※2 |
フロントインバスケット | |||
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※1 カタログ(販売ページ)に説明なし。商品画像と説明書で確認。
※2座面下空間容積