この記事では、リッチェルから発売中のベビーカー、『コアラクーン』について、ファインベビーカー独自の視点で詳しくレビュー&紹介します。
基本情報
コアラクーン
スペック
メーカー | リッチェル |
メーカー国籍 | 日本 |
重さ | 6.7kg |
発売日 | 2018年 02月 |
使用期間(目安) | 1ヶ月〜 3歳頃まで |
メーカー価格(税込) | 55,000円 |
カラーバリエーション
・ネイビーブルー
・ブラック
種類(方式)
コアラクーンの種類(方式)は、A型両対面式です。赤ちゃんが座るシートを、対面式と背面式に簡単に切り替え出来ます。
生後1ヶ月〜使用可能。生まれて間もないうちは、ママやパパの顔を見ながらお散歩るので赤ちゃんも安心します!
外の世界に興味が出る6ヶ月頃からは、背面式に切り替えて周りの景色を見せてあげると喜びますよ。
性能ラベル
コアラクーンに付いている主な性能をラベル表示しています。グレーアウトしている機能は非対応ですよ。
ラベルをタップすると、下部に簡単な解説が表示されます。
ハイシート:座面の高さが50cm以上のベビーカーです。夏は地熱から赤ちゃんを遠ざけ、抱き上げやすくママの腰にも優しい設計です。
折畳自立:折り畳んだ時に自立可能です。収納時はもちろん、電車やバス乗車時に重宝します。
折畳コンパクト:折り畳んだ時コンパクトサイズになります。
サスペンション:タイヤにサスペンションが入ります。スプリング式やコイル式、エアー式など様々なタイプがあり、路面からの振動を軽減。走行性もアップします。
オート4輪:両対面ベビーカーで、対面方式を変更すると、タイヤのキャスターロックを自動で切り替えてくれる機能。対面でも背面でも小回りが効いて押しやすくなります。コンビはオート4キャス、ジョイーは4WDなど各社呼び方が異なります。
対面ハンドル切替:対面方式を変える時、ハンドル切り替えで簡単に変更出来ます。
座面付け替え式:対面方式を変える時、座面を一旦外してから付け直します。少し面倒ですが、フレーム構造がシンプルになり、対面でも背面でも同じ押し心地を実現します。
リクライニング:背もたれのリクライニングが可能です。
幌UVカット:幌にUVカットが付きます。
ハンドル高さ調整:ハンドルの高さ調整が出来ます。パパとママで背丈が違うので、押しやすい位置に調整可能。コンビはハンドルアジャスター・アップリカはマルチハンドル、など各社呼び方が異なります。
トラベルシステム:自動車のベビーシート(チャイルドシート)をベビーカーに装着出来ます。
重さと安定度(一律レビュー)
ファインベビーカーでは、本体の重量を基準に、重さと安定度を全てのベビーカーで一律にレビュー。全ベビーカーの中で、どの程度の位置付けなのか分かりやすくしました。
重さと安定度は相関関係にあり、重ければ安定、軽ければ不安定となっています。
重さ
階段などで折り畳んで持ち上げた時に感じる重さ。
約10kg 軽い
約3kg
6.7kg
ランク;6〜7.9kg
※イラストのベビーカーは一例です。
コアラクーンは本体6.7kgでやや重めと言えます。赤ちゃんとベビーカーを抱えながら階段を上るのはやや困難ですよ。力に自信のあるママなら何とか上がれますが、荷物も多い場合は危険。抱っこ紐を併用しましょう。
安定度
デコボコ道でも安定して走行出来るかどうか。
約3kg 安定
約10kg
6.7kgのベビーカーなら、わりと安定感があるのでデコボコ道や悪路でも普通に進めますよ。タイヤが大きめだったり、サスペンションが入っている事が多く、路面からの衝撃も緩和してくれます。
やや重い分本体がしっかりしているので、安心感がありますね。
リッチェル コアラクーン のレビュー
両対面式ではとっても珍しいハンドルブレーキ付き!急な下り坂も安全に進める一台だよ!
コアラクーンは、生後1ヶ月から使える両対面式ベビーカー。両対面式としては非常に珍しい手元ブレーキ付き!対面式、背面式、どちらでもハンドルブレーキをかけられるので、急な下り坂でもスピードを抑えて楽に走行出来ますよ。
重さ6.7kgで安定感重視、19cmの大きなシングルタイヤとサスペンションで、多少の悪路でも快適に進めます。
頭を優しく包み込むヘッドレスト付きで、首すわり前の頭をしっかりサポートするのもポイント。幌も大きくて強い日差しも防いでくれますよ。
少々重めなのと、オート4輪は付きませんが、A型ベビーカーとしては必要十分な機能を兼ね備えた一台です。