ハウク フリーライダー(Hauck Free Rider) レビュー

この記事では、ハウクから発売中のベビーカー、『フリーライダー(Hauck Free Rider) 』について、ファインベビーカー独自の視点で詳しくレビュー＆紹介します。

ハウク(HAUCK) フリーライダー レビュー・基本スペック紹介

※ラベルをタップすると下に解説が表示されます。

ハウク(HAUCK)の フリーライダーは、縦型2人乗りの3輪ベビーカー。ヨーロッパで100年愛されると言われるドイツの ハウク が作っています。

前後シートとも体重15kg（3歳頃）まで。カタログには開始月齢の案内がありませんが、メインシートはフルリクライニング可能で生後1ヶ月頃から、後席は少ししかリクライニング出来ないため生後6〜7ヶ月頃からと推測できます。前後で開始月齢が異なるので、兄弟姉妹で一緒に乗るのが楽しいですね！年子で使う場合、最長3年ほど同時乗せが出来ますよ。

後席の脱着がとても簡単で、数秒で1人乗りベビーカーに変更できます♪ 幅61cm、奥行き128cmもある大型ベビーカー！

タイヤにはサスペンションが付いているため振動軽減で赤ちゃん快適。3輪特有の大型タイヤで走行性に優れますが、全くクッション性がないEVA素材のタイヤを使っており、一般的な3輪ベビーカー程の高い走行性は期待できません。

折り畳みはワンタッチで簡単、自立しないのがやや不便です。また、バスケットは縦型二人乗りの割には小さめ。後席に乗る上の子の足がバスケット内に入るため、内部を汚さないためには靴を脱いで座る必要があります。

後輪タイヤに泥除けが付いていたり、手の巻き込み防止でホイール内が塞がっているなど、安全性に配慮されているのが良いですね！

レインカバー

レインカバーは標準付属します♪

重さ

赤ちゃんと一緒に階段を上がるのは無理。

フリーライダーの重さは12.3kgでとても重いです。

大きなマザーズバッグと赤ちゃん、折り畳んだベビーカーを1人で抱えて階段を上がるのは無理です。夫婦で協力するか、周囲の方に手伝ってもらいましょう。建物内の移動は、エレベーターが基本です。

安定度

とても安定感がある。赤ちゃんや子供が多少ふざけたり、段差に当たっても転倒しにくい。

本体が12.3kgあるため、本体はとても安定します。

大きな車体と大きなタイヤで、とても安定感のある走行性を実現。2人の子供が多少ふざけても、転倒したりしにくく、高い安全性が確保されています。

後輪29cm、前輪24.5cm。前輪の方が小さめで小回りが効きやすいです。体重がある上の子が後ろに座るため重心は後ろ寄り。一般的に縦型二人乗りは段差越えが苦手ですが、フリーライダー は比較的軽めの力で段差越え出来ます！

カラーバリエーション

このベビーカーと比べたい！おすすめのベビーカー

Phil&Teds(フィルアンドテッズ)のドットV6は、ニュージーランド発の高級3輪ベビーカー。フリーライダーと、とても似たセットアップで二人乗りになります！大型である点、14.2kgで重い点など共通な点も多いですが、ドットV6は本格的なサスペンションとクッション性のある大型タイヤで、より高い走行性を有しています。

お値段が10万円以上する高級ストローラー。縦型2人乗り3輪ベビーカーの選択肢は非常に少なく、ハウクとPhil&Tedsしか作ってません。とても貴重な一台なので、ぜひ比べてみて下さいね。

まとめ・総合評価

項目	評価	ランク
総合		やや良い
重さ		とても重い
安定度		とても安定
走行性		やや良い
快適性		普通
便利さ		やや不便
デザイン性		ややかっこいい
人気度		普通
被りにくさ		とても被りにくい

ハウク(HAUCK)のフリーライダーは、大型タイヤとサスペンションで快適な走行性と乗り心地の二人乗り3輪ベビーカーである事が分かりましたね！縦型二人乗りの3輪はハウクとPhil&Tedsだけなので、とても珍しい一台。とても大きなベビーカーで、安定感に優れます。

お値段4万円代！安くはないけど、3輪にしては手が届きやすい価格設定なのも嬉しいですね。

ドイツの大型3輪で、兄弟姉妹と家族揃って大きな公園に遊びに行きましょー！