アップリカの略歴
アップリカは、東京の芝浦に本社を構える育児用品メーカーです。正式名称は、ニューウェルブランズ・ジャパン合同会社。創業は1947年と歴史が長く、創業2年目から自社開発1号のベビーカーを発売するなど、ベビーカーを中心にチャイルドシートや抱っこ紐など大型の育児用品を作っているパイオニア的存在のメーカーです。
コンビと並ぶベビー用品の日本2大メーカーと言われていますよ。
社名の変遷
アップリカは現在ブランド名となっていますが、元々はこの名前を冠した会社名でした。
1947年 | アップリカ葛西株式会社 創業(創業期は葛西商店株式会社) |
1958年 | アップリカ葛西株式会社 設立 |
2007年 | 債務超過に陥る アップリカ・チルドレンズプロダクツ株式会社設立 |
2014年 | アップリカ・チルドレンズプロダクツ合同会社に改組 |
2020年 | ニューウェルブランズ・ジャパン合同会社に社名変更 大阪市から東京の芝浦に本社移転 |
2007年に債務超過に陥った際、アメリカのニューウェル・ラバーメイド社(現ニューウェル・ブランズ社)の支援を受けて新会社を設立。全事業を譲渡して立て直した経緯があります。同時にグローバルなビジネス基盤を確保していますよ。
現在はアップリカとはかけ離れた会社名になっていますが、様々な困難を乗り越えて来た企業である事が分かりますね。
情報出典
・アップリカ公式サイト > 沿革
・Wikipedia > ニューウェルブランズ・ジャパン
アップリカのベビーカー
創業2年目から自社開発としてベビーカーを発売。その後、様々なヒットベビーカーを生み出して今に至ります。創業当時から、小児科医を始めとする専門家と一緒に開発する姿勢だった様で、そのDNAは現在もしっかり受け継がれていますね。
赤ちゃん医学 と 育児工学 から導き出した製品作り。小児科医や理学療法士とともに開発したクッションパッドのメディカル成長マモールなど、赤ちゃんの事を本気で想い、追求したベビーカーが大きな特徴です。
代表的なシリーズ
両対面式ベビーカーが最も得意で、ラクーナシリーズが代表的存在。更に、B型背面式のマジカルエアー も軽量で取り回しの良い大ヒットシリーズ。共に駅前やショッピングモールで必ず目にする人気シリーズです。
その他にも、最高級両対面式ベビーカーのオプティアシリーズや、三輪ベビーカーのスムーヴなど、幅広い方式のベビーカーを開発。2022年には、ドイツのサイベックス製品を参考にしたと思われる、お洒落なルーチェシリーズを展開するなど、トレンドに敏感な側面もあります。
新機能の方向性
新機能をリリースする際は、「イージーベルト」や「オメガクッション」「4輪フリー」「安心自動ブレーキ」と言った合理的で革新的な機能を発表しており、しっかり考えて創意工夫が出来る企業体質を感じます。素晴らしい!
アップリカのベビーカーは品質や丈夫さ、使い勝手などどれを取っても満足出来るはず。様々な製品が出ているので、自分にぴったりな一台を探してみて下さいね!
会社情報
会社名 | ニューウェルブランズ・ジャパン合同会社 |
所在地 | 東京都港区芝浦4-9-25 芝浦スクエアビル |
公式サイト | https://www.aprica.jp/ |
公認オンラインショップ | https://amzas.shop/ |
アップリカ のベビーカー 一覧!
アップリカが作っているベビーカーを一覧で表示しています。ベビーザらスやアカチャンホンポなど、各限定モデルを含みます。
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