この記事では、ピジョンから発売中のベビーカー、『 Bingle BB3』について、ファインベビーカー独自の視点で詳しくレビュー&紹介します。
ピジョン Bingle BB3 レビュー!基本スペックの紹介
メーカー | ピジョン |
メーカー国籍 | 日本 |
重さ | 3.9kg ※インナーシートを除く |
発売日 | 2023年 04月 |
使用期間(目安) | 7ヶ月〜 4歳頃まで |
メーカー価格(税込) | 34,980円 |
※ラベルをタップすると下に解説が表示されます。
ハイシート:座面の高さが50cm以上のベビーカーです。夏は地熱から赤ちゃんを遠ざけ、抱き上げやすくママの腰にも優しい設計です。
折畳自立:折り畳んだ時に自立可能です。収納時はもちろん、電車やバス乗車時に重宝します。
折畳コンパクト:折り畳んだ時コンパクトサイズになります。
サスペンション:タイヤにサスペンションが入ります。スプリング式やコイル式、エアー式など様々なタイプがあり、路面からの振動を軽減。走行性もアップします。
オート4輪:両対面ベビーカーで、対面方式を変更すると、タイヤのキャスターロックを自動で切り替えてくれる機能。対面でも背面でも小回りが効いて押しやすくなります。コンビはオート4キャス、ジョイーは4WDなど各社呼び方が異なります。
対面ハンドル切替:対面方式を変える時、ハンドル切り替えで簡単に変更出来ます。
座面付け替え式:対面方式を変える時、座面を一旦外してから付け直します。少し面倒ですが、フレーム構造がシンプルになり、対面でも背面でも同じ押し心地を実現します。
リクライニング:背もたれのリクライニングが可能です。
幌UVカット:幌にUVカットが付きます。
ハンドル高さ調整:ハンドルの高さ調整が出来ます。パパとママで背丈が違うので、押しやすい位置に調整可能。コンビはハンドルアジャスター・アップリカはマルチハンドル、など各社呼び方が異なります。
トラベルシステム:自動車のベビーシート(チャイルドシート)をベビーカーに装着出来ます。
3.9kgでとても軽い!シングルタイヤで走行性の良い4歳まで使えるB型ベビーカーだよ!
ピジョンの Bingle BB3は、生後7ヶ月から48ヶ月まで使える背面式のB型ベビーカーです。4歳頃(48ヶ月・体重17kg以下)まで使えるので、国産では数少ないロングユースベビーカーです。
ピジョン独自のクッション性のあるシングルタイヤを採用。スイング式サスペンションと合わせて路面からの振動を軽減する他、シングルタイヤ独特の軽い走行性が魅力です。前輪がやや大きめの16.5cmになっていて、12cm程度の小さな物に比べると段差乗り越えや走行性に優れますよ。
幌はUVカットと撥水付き。やや小さめですが、B型としては標準的な大きさです。バスケットは前後から出し入れ出来るフロントインタイプ。インナーシートを外せば、メッシュのベースシートだけで赤ちゃんを乗せられるので、通気性抜群でとても快適ですよ。
カラーバリエーション
・ソーホーブラック
・チャコールグレー(アカチャンホンポ限定)
・グレージュ(アカチャンホンポ限定)
・マリモ(ベビーザらス限定)
・ヘイブルー
・カフェベージュ
似た色を探す(B型背面式)
カラーは6色展開。カラーバリエーションが多いのが特徴です。明るい色もラインナップしていて楽しいですね♪ ブルーやカフェベージュは、B型ベビーカーとしてはとても珍しいカラーです。
前モデル
2023年 Bingle BB3の前モデルは、2022年 ビングル BB2です。
新機能
生後48ヶ月まで、ロングユース対応に!
2023年モデルのBingle BB3は、生後7ヶ月から48ヶ月(4歳頃)までのロングユース対応になりました!適応体重は17kgまで。座高が高くなる分、シートの背もたれ部分が伸びて幌の位置も少しだけ上がっています。前モデルまでは一般的な3歳頃まで。基本機能の大きな進化を遂げました!
うちのおとめさんも、ベビーカー大好きで4〜5歳まで本当に良く乗ってましたよ。3歳までしか使えないベビーカーが多いので、サイズアウトしてからは本当に困ります。その辺り、余裕を見て長く乗れるのでとってもおすすめ。国産品としてはとても貴重な一台です。
B型背面式の国産ロングユース品は、上記の1台のみ。
パッとベルト
5点式のシートベルトに、新開発のパッとベルトが採用されました!
赤ちゃんの成長に合わせてシートベルトの長さを簡単にぴったり調整できる優れ物!!背もたれに縦スリットが入っていて、そのスリット内でシートベルトを軽くずらすだけで簡単に調整出来ますよ。ピジョンが特許出願中の新機能です。
レザー調グリップ
ハンドル部分が、新たにレザー調グリップになりました!一般的なウレタン素材より耐久性に優れて、汚れにくいと言われています。デザイン的に高級感が出るのも特徴ですね。
ハンドル部分がブラックで、そこまで高級感がないのが残念。もう少しブラウン系だとよりお洒落でした。
重さ
約10kg 軽い
約3kg
3.9kg
ランク;〜3.9kg
※イラストのベビーカーは一例です。
階段でも赤ちゃんを抱えて楽に上がれる
※全ベビーカー一律でランク付けしています。
Bingle BB3の重さは3.9kg。とても軽いにランクしています。
この軽さなら、毎日アパートやマンションで階段を使うライフスタイルの方でも安心。決して楽ではないけど、普通に赤ちゃんと一緒に階段を上がれますよ。
ビングルはハンドル部分を肩にかけて持ち運び出来るので、両手で赤ちゃんをしっかり抱っこして上がれるのも大きなポイントですね!
安定度
約3kg 安定
約10kg
※イラストのベビーカーは一例です。
本体が軽い分不安定。デコボコ道ではスムーズに進めない。
※全ベビーカー一律でランク付けしています。
本体が3.9kgでとても軽い分、安定度は一番下の不安定ランクです。
軽いB型ベビーカーの宿命とも言うべき安定感の悪さ。デコボコ道や玉砂利が敷かれた神社の参道、砂浜などの悪路では前に進む事が困難。赤ちゃんには降りて歩いて頂くか、抱っこするしかないですね。
48ヶ月(体重17kg)まで使えますが、子供が大きくなる程転倒の危険が高まるので注意しましょう。
走行性
冒頭でも紹介した通り、シングルタイヤで走行性に優れるのがビングルの特徴。しかし、本体が軽いため過信は禁物。やっぱり悪路は進みにくいですよ。
一般的な日本の舗装道路で高い走行性を発揮。ダブルタイヤよりスムーズに進めます。キャスターにはベアリングも入ってるので、軽い力で方向転換できるのも魅力ですね。
このベビーカーと比べたい!マジカルエアー クッション ADと比較
Bingle BB3に似ているオススメのベビーカーは、アップリカの2022年 マジカルエアー クッション ADです。
早速比較表で比べてみましょう。
ビングル BB3 | マジカルエアー クッション AD | |
---|---|---|
メーカー | ピジョン | アップリカ |
発売日 | 2023年4月 | 2022年5月 |
メーカー価格(税込) | 34,980円 | 32,450円 |
カラー | ●●●●●● | ●● |
重さ(フル装備時) | 3.9kg | 3.8kg |
使用期間 | 7ヶ月〜48ヶ月 | 7ヶ月〜36ヶ月 |
タイヤの直径 | 後輪小さめ | 前輪16.5cm13.9cm |
タイヤの方式 | シングルタイヤ | ダブルタイヤ |
リクライニング | 110度~135度 | 120°~149° (座席内角 112°~141°) |
座面下オメガクッション | ||
バスケット | フロントイン ※ | 25L(耐荷重5kg)フロントイン ※ | 26.7L(耐荷重5kg)
シートベルト | パッとベルトでジャストフィット | マグネット式イージーベルト |
洗えるシート | インナーシート洗濯機可 | 洗濯機可 |
インナーシート | ||
シートの特徴 | メッシュベースシートのまま乗れる! | 必ずメッシュベースシートの上にシートを取り付ける |
サイト内リンク | 当記事 | レビュー |
ECサイト | 楽天 Amazon Yahoo |
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Amazon Yahoo |
※座面下空間容積
ハイシート・サスペンション・メッシュベースシート・レザー調ハンドルは、共に対応。
マジカルエアー シリーズはB型背面式ベビーカーとしては定番中の定番。その中の上位モデルと比較しました。
価格はビングルの方が2000円ほど高いのですが、インナーシートが付いてたり、メッシュベースシートのまま乗れたり、色々と便利ですね。48ヶ月まで使えるのも嬉しい機能です。
マジカルエアー は、座面下にクッションを備えて振動軽減にこだわった作りなのが魅力です。あとはブランド力がすごい!間違いない品質だと思います。
アップリカの品質とブランド、振動軽減にこだわるならマジカルエアー 。ワンランク上の便利さとロングユース、シングルタイヤの走行性に魅力を感じたらビングルがおすすめです♪
歴代ビングルシリーズの比較表
ビングルシリーズは2020年から2023年まで、全4モデル発売中。進化している部分をチェックしてみましょう。
違い比較表(ビングルBB0・ビングルBB1・ビングルBB2・ビングルBB3)
ビングルBB3 | ビングルBB2 | ビングルBB1 | ビングルBB0 | |
---|---|---|---|---|
発売日 | 2023年4月 | 2022年4月 | 2021年1月 | 2020年5月 |
使用期間 | 7ヶ月〜48ヶ月 | 7ヶ月〜36ヶ月 | 7ヶ月〜36ヶ月 | 7ヶ月〜36ヶ月 |
タイヤ | シングルタイヤ(前輪が少し大きい) | シングルタイヤ(前輪が少し大きい) | シングルタイヤ(前輪が少し大きい) | シングルタイヤ |
シート特徴 | メッシュベースシートにそのまま乗れる | メッシュベースシートにそのまま乗れる | インナーシートにエルク®採用 | サイドもメッシュ |
シートベルト | パッとベルト | 5点式5点式 | 5点式 | 5点式 |
重さ | 3.9kg | 3.9kg | 3.9kg | 3.8kg |
ハンドル | レザー調 | ウレタン | ウレタン | ウレタン |
メーカー価格(税込) | 34,980円 | 31,900円 | 31,900円 | 29,920円 |
レビュー | ビングル BB3 | ビングル BB2 | ビングル BB1 | ビングル BB0 |
ECサイト | 楽天 Amazon Yahoo | 楽天 Amazon Yahoo | 楽天 Yahoo | 楽天 Yahoo |
2023年モデルは、48ヶ月までのロングユース対応、パッとベルトとレザー調ハンドルの部分が進化しましたね!
型落ちは安くなる事があるので、セール品を見付けたらおすすめですよ。
総合評価
項目 | 評価 | ランク |
---|---|---|
総合 | 普通 | |
重さ | とても軽い | |
安定度 | 不安定 | |
走行性 | やや良い | |
快適性 | やや良い | |
便利さ | 普通 | |
デザイン性 | 普通 | |
人気度 | やや人気あり | |
被りにくさ | 被りやすい |
総合的な評価は、上記の様な感じになりました。
ビングルは街であまり目にする事がなかったのですが、2023年から急に見かける様になりました。前モデルのビングルBB2は、楽天市場でレビューが100を超えるなど、最近人気が出て来た様です!
デザイン性は一般的なB型ベビーカーで普通。デザインが一般的なので、マジカルエアー などと似ておりデザイン的にも被りやすいです。
総合的には普通となりましたが、軽さと走行性の点でとても扱いやすいベビーカーですね!
まとめ
Bingle BB3は、4歳頃まで長く使えるとっても貴重なB型ベビーカーである事が分かりましたね!4歳になっても、まだまだベビーカーに乗りたがるので、ふかふか一家一押しの一台。とっても軽いのも魅力的ですね。
ピジョンのBingle BB3で、赤ちゃんと一緒に軽快で楽しいお出かけを実現しましょう!