この記事では、ネビオから発売中の2人乗りベビーカー、『 アミティエF』について、ファインベビーカー独自の視点で詳しくレビュー&紹介します。
ネビオ アミティエF レビュー・基本スペック紹介
メーカー | ネビオ(中塚小児車工業所) |
メーカー国籍 | 日本 |
重さ | 9.5kg |
発売日 | 2022年 10月 |
使用期間(目安) |
前席:生後6ヶ月~36ヶ月頃(体重15kgまで) 後席:3歳頃~5歳頃(体重15kg~22kgまで) スタンドボード:3歳頃~5歳頃(体重15kg~22kgまで) |
メーカー価格(税込) | 19,800円 |
※ラベルをタップすると下に解説が表示されます。
ハイシート:座面の高さが50cm以上のベビーカーです。夏は地熱から赤ちゃんを遠ざけ、抱き上げやすくママの腰にも優しい設計です。
折畳自立:折り畳んだ時に自立可能です。収納時はもちろん、電車やバス乗車時に重宝します。
折畳コンパクト:折り畳んだ時コンパクトサイズになります。
サスペンション:タイヤにサスペンションが入ります。スプリング式やコイル式、エアー式など様々なタイプがあり、路面からの振動を軽減。走行性もアップします。
オート4輪:両対面ベビーカーで、対面方式を変更すると、タイヤのキャスターロックを自動で切り替えてくれる機能。対面でも背面でも小回りが効いて押しやすくなります。コンビはオート4キャス、ジョイーは4WDなど各社呼び方が異なります。
対面ハンドル切替:対面方式を変える時、ハンドル切り替えで簡単に変更出来ます。
座面付け替え式:対面方式を変える時、座面を一旦外してから付け直します。少し面倒ですが、フレーム構造がシンプルになり、対面でも背面でも同じ押し心地を実現します。
リクライニング:背もたれのリクライニングが可能です。
幌UVカット:幌にUVカットが付きます。
ハンドル高さ調整:ハンドルの高さ調整が出来ます。パパとママで背丈が違うので、押しやすい位置に調整可能。コンビはハンドルアジャスター・アップリカはマルチハンドル、など各社呼び方が異なります。
トラベルシステム:自動車のベビーシート(チャイルドシート)をベビーカーに装着出来ます。
2万円を切ってコスパ良し。2〜3歳離れた兄弟で使うと楽しいよ!
ネビオ(中塚小児車工業所)の アミティエFは、縦型2人乗りベビーカー。
前の席は腰すわりの生後6ヶ月から。後ろの席は3歳から使えるので、2〜3歳離れた兄弟で使うのに最適!上の子は3歳頃〜5歳頃までの使用期間なので、二人で乗れるのは最長3年位ですね♪
前席のリクライニングは、後席がある関係で浅め。まだ腰が座らない赤ちゃんが、ギリギリ座れる(寝られる?)角度まで倒す事が出来ます。
性能レビュー
横幅は53cmで駅の改札もOK!しかし、大きい上に折り畳みは自立しないため、電車での使用はおすすめしません。マイカーを使ってるご家庭なら快適に使えるでしょう。
奥行きは112〜116cmで縦型としては小さめですね。幌が1つなのでシンプルでスッキリしたデザインです。
前席は赤ちゃんを乗せて、3歳の上の子は立ったり座ったりで楽しくお出かけ出来そうですね!
幌は前後に軽く拡張できる様になっていて、後ろの拡張はメッシュ。幌自体は前後に調整出来るので、下の子が寝てしまったら幌を前に倒せばしっかり日差しを遮れますよ。
サスペンションは前輪のみ対応。前席のみ振動軽減に配慮されています。まだ小さな赤ちゃんの席が振動しにくいのはありがたいですね。折り畳みはワンタッチではありませんが慣れれば簡単です。バスケットやドリンクホルダーも付いて便利ですね♪
カラーバリエーション
・ブラック
・グレー
似た色を探す(縦型2〜3人乗りベビーカー)
カラーバリエーションは2色展開です。
ブラックはスタイリッシュですが、全体的に漆黒となっており夜間の走行は自動車や自転車から見えにくく、事故の危険があります。反射板シールを付けるなど、工夫しましょう。
レインカバー
レインカバーは付属せず、純正品もリリースされていません。
カトージの二人でゴーがフレーム形状やサイズがそっくり!奥行きと高さが一緒で、横幅がアミティエFの方が1cm小さいだけ。なので、二人でゴー用のレインカバーがぴったり合う可能性が高いですよ。
二人でゴーのレインカバー取り付け動画がyoutubeにあったので貼っておきます。これを見る限り、多分合いそうな気がしますね〜。
実際に試した訳ではないので、ご購入の際は自己責任でお願いします。(合わなかったらご容赦下さい。)
重さ
約10kg 軽い
約3kg
9.5kg
ランク;8〜9.9kg
※イラストのベビーカーは一例です。
力に自信があるママさんなら、両手でしっかり持って階段を上がれる。赤ちゃんは抱っこ紐を使うと安全。
※全ベビーカー一律でランク付けしています。
アミティエFの重さは9.5kgで重いです。赤ちゃんと一緒に階段を上るのは困難ですよ。抱っこ紐を併用して赤ちゃんは抱っこかおんぶ。両手でベビーカーをしっかり持って階段を上がりましょう。上の子は3歳なので歩きましょう。
近くに手の空いたパパや知り合いがいたら、ベビーカーを持って上がってもらうと助かりますね。
安定度
約3kg 安定
約10kg
※イラストのベビーカーは一例です。
安定感がある!赤ちゃんや子供が多少ふざけたり、段差に当たっても転倒しにくい。
※全ベビーカー一律でランク付けしています。
本体が9.5kgなので、安定感があります。1歳の子と3歳の子がベビーカーの上でふざけても、そう簡単には転倒しませんよ。デコボコ道で段差にぶつかったりしても、倒れにくくて安定している重さです。
走行性
アミティエFは前輪が安定感重視のダブルタイヤで、後輪はシングルタイヤです。前輪にはサスペンションが入っているので、路面の振動を吸収してくれて進みやすいですよ。
ただ、車体の割にはタイヤが小さめなので、悪路にはやや弱い傾向があります。
本体の重さに兄弟二人分の重さも加わるため、砂利道やデコボコ道を進むのはとても重いでしょう。日本の標準的な舗装道路なら快適に進む事が出来ますよ。
このベビーカーと比べたい!二人でゴーがおすすめ!
カトージの二人でゴーは、アミティエFとフレーム構造やデザインがそっくり!大まかな違いを簡単に比較してみましょう。
この2台、本当にそっくりなんですよー!アミティエFの方が後から発売されたせいか、重さや価格面で改良されていますね。
ただ、使用期間は二人でゴーの方が上。前席も5歳頃まで行ける他、後ろ席は2歳半から乗れるので、同時乗せの使用期間はこちらの方が半年ほど長いです。
重さとコスパを取るか、長く使える方を取るか、良く検討してみましょう。
総合評価
項目 | 評価 | ランク |
---|---|---|
総合 | やや良い | |
重さ | 重い | |
安定度 | 安定 | |
走行性 | 普通 | |
快適性 | 普通 | |
便利さ | 普通 | |
デザイン性 | 普通 | |
人気度 | 人気あり | |
被りにくさ | 被りにくい |
アミティエFは、楽天の口コミ数が発売から7ヶ月で45件ほど入る人気ベビーカーです。販売ページでは、2019年発売の前モデルと合わせた口コミが掲載されており、合計500件を超えます。2万円を切るコスパの良さも魅力的ですね。
縦型二人乗りはあまり使ってる方がいないため、非常に被りにくいベビーカーと言えます。
総合的にはやや良いにランクしました。比較的低価格で気軽に使える点や、重くてもサスペンションが入り走行性に配慮されている点が良いと思います!
まとめ
アミティエFは、2〜3歳くらい離れた兄弟が二人乗りするのに最適なベビーカーである事が分かりましたね!幌が1つでシンプルかつ奥行きもそこまで長くないので、比較的押しやすいベビーカーと言えます。また、2万円を切るコスパも魅力的で、口コミも良く入る人気ベビーカーである事が分かりました!
ネビオ(中塚小児車工業所)のアミティエFで、兄弟(姉妹)と一緒に快適なお出かけを楽しみましょう〜!