グレコ ルームフォーツー(Graco room for2) レビュー

この記事では、グレコから発売中のベビーカー、『ルームフォーツー』について、ファインベビーカー独自の視点で詳しくレビュー＆紹介します。

グレコ ルームフォーツー レビュー・基本スペック紹介

※ラベルをタップすると下に解説が表示されます。

グレコの ルームフォーツーは、前7ヶ月から、後ろ2歳半から乗れる縦型二人乗りベビーカー。幅56cm、奥行き111cmある大型ベビーカーです。

2歳離れた兄弟姉妹での二人乗りに適しており、2人同時乗りは最長4年半ほど。両シートとも6歳頃まで乗れるロングユースベビーカーです。

グレコはアメリカのブランドで、シティゴーやシティライトなどの格安両対面式ベビーカーが人気。ルームフォーツーも、メーカー価格税込24,200と二人乗りなのに安いのが魅力ですね♪

前輪にサスペンションが入るため、前席は振動軽減で乗り心地が多少良いでしょう。

小さな幌が1つ付いており、前後に角度調節して使います。前席がリクライニング出来るのでお昼寝出来ますが、こまめに角度調整しないと日が当たって眩しいです。また、前席をリクライニングすると、後席のお兄ちゃん（お姉ちゃん）は立ち席のみになります。下の子がお昼寝中で上の子も座りたい場合は少し困ってしまいます。

バスケットは容量27L。スーパーの買い物かご並みの大きさがあるので、二人分の荷物がしっかり入ります。

折り畳みは自立せず、サイズも大きいです。（折り畳みサイズ； 幅56.7 x 奥行47 x 高さ91.2cm）大型である点も踏まえ、電車やバスでの使用は控えましょう。マイカー利用のお出かけにおすすめ。トランクサイズや収納スペースは事前に確認しておくと安心です。

重さ

赤ちゃんと一緒に階段を上がるのは無理。

ルームフォーツーの重さは12.2kg。本体がとても重いので、赤ちゃんとベビーカーを抱えて階段を上るのは無理です。

夫婦で協力したり、周囲の方に手伝ってもらいましょう。建物内の移動はエレベーターが基本です。

安定度

とても安定感がある。赤ちゃんや子供が多少ふざけたり、段差に当たっても転倒しにくい。

本体12.2kgなので、とても安定感があります。子供二人が多少ふざけても、倒れにくい重さですね。

走行性

前輪はダブルタイヤで、後輪より少しだけ小さく小回りが効きやすい様になってます。車体に対してタイヤが小さめで本体も重いため、デコボコ道や砂利道は重くて進みにくいです。縦長タイプなので方向転換も重めです。

更に段差を越える時も、前輪を浮かせるのは重いでしょう。体重のある上の子が立ち席に乗ると、後ろ重心になって乗り越えやすくなりますよ。

日本の標準的な舗装道路なら快適に進めます♪

カラーバリエーション

レインカバー

レインカバーは付属せず、別売り品も存在しません。カトージの二人でゴーが、本体サイズやベビーカーの作りがとても似ています。ルームフォーツーの方が横幅+2cm、高さ+4cmほど大きいですが、許容範囲の可能性あり。二人でゴー用のレインカバーが合う可能性が高いですよ。

このベビーカーと比べたい！おすすめのベビーカー

ジュービー のカブース ウルトラライト グラファイトは、アメリカ生まれの縦型二人乗りベビーカー。前は3ヶ月から、後ろは2歳半からで、体重20kg（5歳頃）まで長く使えます。重さ10.9kgでルームフォーツーの12.2kgより少しだけ軽いのが良いですね！

幌も大きめで、スタイリッシュなデザインとビビットなカラーがお洒落。保証の有無には注意が必要ですが、似た感じの人気ベビーカーなので検討してみましょう！

まとめ・総合評価

項目	評価	ランク
総合		普通
重さ		とても重い
安定度		とても安定
走行性		普通
快適性		やや良くない
便利さ		普通
デザイン性		普通
人気度		あまり人気がない
被りにくさ		とても被りにくい

グレコのルームフォーツーは、2歳離れた兄弟姉妹で楽しく乗れる縦型二人乗りベビーカーである事が分かりましたね！奥行き111cm、本体12.2kg の大型ベビーカーでした。

日本では縦型二人乗りを使うご家庭が少なく、大型ベビーカーは敬遠されがち。その分、他のママ友と被る事はないでしょう。幌が小さいため、快適性はやや良くないになりました。

総合的には普通にランクされました！お値段2万円台で入手できる事を考えると、コスパ良く手軽に試せるのが良いですね！ アメリカのルームフォーツーで、赤ちゃんとお兄ちゃん（お姉ちゃん）と一緒に、大きな公園へ遊びに行きましょー(*^○^*)